IBS疑いのこれまでの人生、治すためにやったこと、そして我がニート生活
タイトル通りですが、これまでの胃腸の不調を整理してみたいと思います。
小学3年生頃でしょうか。突然便秘が始まりました。それはもう酷くて便が溜まり過ぎたせいで腹痛を起こし何度も病院へ受診するような状態でした。最初は盲腸を疑うほどの腹痛だったのですが、触診の結果盲腸ではないとわかり、たしか何か検査をしたと思いますが、結果「糞詰まり」を起こしていると言われました。処方されたのはビオフェルミンや多少の下剤だったと思います。
これが私の人生初の胃腸トラブルでした。
その後ずっと、一時よりは改善されたもののいつも慢性的にお腹が痛くなったり便秘気味だったりするのが続きました。しばらく出ないうんちが突然出始め、当然そのうんちは硬いですから切れ痔になる。そんな状態がダラダラと続き、正直自分でそれがあたりまえになってしまいました。
次に印象的なのは高校時代だと思いますが、突然おならがよく出るようになりました。また食後に腹痛が酷くなって排便が起きるようになったのもこの頃だったような気がします。
一時は本当に酷くて、立ったり歩いたりするだけでプップッとおならが出ていました。「この腹のどこにそんな量のガスが溜まっているんだ?」と疑問に思うほど一日に何十回と出ていました。家なら自分が鬱陶しいだけで済みますが、人前に出る時にこれでは困ります。実際何度かやらかした記憶もあります。
病院へ行ったところで前のようにちょっと整腸剤出されておしまいだと思ったので、自分でガスを出す体操をやったりしました。でもキリがありませんでした。
それから大学時代、やはりずっと不調は続いていて、この頃はおならや腹痛に加えて便秘と下痢が交互に来るようになりました。
卒業後にあまりにも便秘と下痢が不快なので、やはり何か薬を飲んでみようと思い、市販薬に手を出しました。
これは病院でも処方されてあまり効き目が無かったですから正直期待していませんでしたが、一応代表的な薬なので小さい瓶を2つほど服用してみました。
結果はダメダメ。
多少は便の質が良くなったようには感じますが、便秘や下痢の改善には至りませんでした。
タケダのビオスリーHi錠
これもいまいち、ビオフェルミンとの違いがわかりませんでした。たぶん1瓶で止めたと思います。
ネット上では効くと言う人が多いですが、ダメでした。
ヤクルトのヤクルトBL
これは若干便が柔らかくなるような効果があった気がします。
口当たりが甘い感じが印象的ですが、胃腸への効果は微妙です。
その他、薬局プライベートブランドの整腸剤(中身はビオフェルミンと同じ)を使用したりしましたが、いまいちピンと来ず。
そして結果だけ見てみると、実はこのあとに紹介する整腸剤の組み合わせをしていたときが一番調子が良かったのです。
ミヤリサン&エビオス
いろんな整腸剤を試そうという試みの一環で何気なく手にしたミヤリサンです。
正直ミヤリサン自体の印象はあまりないのですが、これとエビオスを組合わせていたときにはほとんど症状が無くなり、毎日快便、それも赤ちゃんが出すような黄金色の一本糞がまったく力まずにすっと出る状態になりました。
いや、それエビオスのおかげじゃね?とお思いの方もいるかもしれません。正直その可能性もあります。
エビオスは整腸剤というよりどちらかと言うと胃薬に近いのですが、私はみぞおちのあたりの痛みなどもありましたし、整腸効果もあるというフレコミだったので試してみたのです。
袋入りのお試し用のようなエビオスを飲み始めて、二三日で便が突然するっと出ることに気づきました。
初めて効果を実感し「自分はこんな排便ができたんだ!」と感動しました。あまりの出具合に最初は自分が排便した実感が湧きませんでした。
さて、ということはやはりエビオスのおかげなのか、というとそうは言い切れないのです。
実はエビオスは最終的には単体で飲んだのですが、最初の方はたしかミヤリサンと一緒に、あるいはミヤリサンが終了した直後だったはずなのです。
もしミヤリサンと一緒に飲んでいたならその複合効果とも考えられますし、終了後でもミヤリサンやそれまでに飲んでいた整腸剤の効果で腸内環境が改善されてきていたところにエビオスが効果的に働いたという可能性があるわけです。
なんだかややこしい話になってしまいましたが、要はいろんな薬を飲みすぎてどれがどれだけ効いたのか不明瞭になってしまったという素人にありがちなやつです。良い医者は一種類ずつ薬を変えるというのは身に沁みました。
ただ、振り返ってみたときにミヤリサン(たぶん)とエビオスの重なりがあった時期が調子の良かった時期と一致しますので、一応この2つが効果があったのだというふうに思っています。
さて、それに加えて、環境の変化や生活習慣も大事です。
実は大学卒業後しばらくニートになっていました。金は最低限の仕送りしかありませんし大学時代の友人や後輩に姿を見られたら嫌だと毎日身を隠し、知り合いに会いそうなときは外出しないという生活でした。
それだけ書くとストレスフルな毎日のように感じますが、これが案外そうでもなかったようです。
というのは、就活をしなければならないというストレスからは一時的に開放され(ニートなのでむしろ本腰入れて就活しないといけないのだが汗)、毎日読書やネットや散歩をしながら、そしてメンタルの不調時にはずっと家にいて休むことができるというある意味贅沢な一人暮らしができていました。
なのでメンタルのストレスはかなり軽かったように思います。もちろん潜在的にはこのままじゃダメだという不安などはあったはずですが。
そして運動面でも変化がありました。先程書いたように散歩をよくしていたのですが、実は歩いて隣町まで行くとか、2~3時間ずっと歩くなどやっていました。
なにせ金がなく、安い食料を手に入れるためには安いスーパーまで歩かねばなりませんでしたし、読書を家でしようにもなんだか集中できないので、隣町の大型ショッピングセンターまで歩いて休憩コーナーで安いコーヒーや無料の水を飲みながら数時間読書する、みたいなことをやっていました。
つまりニートなんですが、有酸素運動をしていたわけです。元々歩くのは好きですからあんまり苦ではありませんでしたし、なぜかちょっと楽しんでいました。
また、食生活も当然貧乏ですから贅沢はできず、40分かけてマクドナルドでノーマルのハンバーガーを1個買って、それが一日の食事、ということもよくありました。案外ちゃんと噛めば満足するものです。栄養の偏りを防ぐために自分なりにバランスも考えていましたし、サプリを飲んだりもしていました。
(それにしてもよくやったな)
つまりこの時の私は、
ストレス低下+運動+少食(胃腸に優しい)+整腸剤(ミヤリサン&エビオス)
という状態だったわけですね。
つまりどう考えても胃腸に優しい生活だったわけです。
このときが人生で一番輝いていたうんこライフでした。
その後の私は、その状態を維持していればいいものを、別の胃薬を試して見たり(状態が悪くなりました)、実家に戻り、新たなストレスを抱えることとなり、仕事をしたり、感染性胃腸炎に何度もかかるなど、まぁ一気に胃腸の調子が悪くなりました。
今は実家で暮らしていたときよりはストレスが減っていますが、激しい腹痛(特に食後)や下痢・ガスは依然として続いています。
今でもエビオスとミヤリサンを飲んでいるのですが、多少便の形が整ったり色が綺麗になったりなど改善するような素振りはありますが、根本的に症状が収まったりはしていません。
それを考えるとやはり上のストレスの低下や環境の改善のような要素の方が多きいのかもしれません。今の私のストレス源は理解していますし、少しづつですが改善していきたいと思います。
以前の記事に書いた通り、ラジオ体操を継続中でしてこれは運動にあたり、現在の(よろしくはないが)無職生活も当時の状況に似ています。少食は……できてないですが笑。
なのでちょっと個人的に今抱えている特殊なストレス源が改善されていけば光が見えて来るのではないかなと思っています。
そしてIBSの疑いが濃厚だと思いますので、できる限り早めの病院受診を目指します。
今はいろいろと良い薬があるみたいですね。
では長文をお読みいただきありがとうございました。一気に書き上げたので読みづらかったと思いますが、よろしければまたお越しください。