岬ちゃんが来ない。岬ちゃんマジ天使。
ブログ名ですが、何度か変更してあくまで暫定ですが「岬ちゃんが来ない人のブログ」にしました。
岬ちゃんというのは『NHKにようこそ!』というアニメ(原作は小説。漫画化もされている)に出てくるヒロイン「中原岬」ちゃんです。
主人公は22歳の引きこもりで毎日毎日自堕落な生活をしているところに、おばさんの付添で宗教の勧誘にきた岬ちゃんと出会います。
岬ちゃんはなぜかその後主人公を「カウンセリング」に誘い出し、主人公を引きこもりから脱出させようとします。
そんなこんなで主人公と岬ちゃんの奇妙な関係が始まるのです。
引きこもりの男が美少女と出会うというご都合主義的なストーリーはもちろんのこと、岬ちゃんがとにかく可愛いんですね。主人公にちょっといじわるなことを言ってみたりして。そして声優さんである「牧野由依」さんの演技も素晴らしく、とにかく可愛い。というか牧野由依さんがすでに可愛い。
そういったことからネット上では「岬ちゃんマジ天使」といった台詞が流行ったりしました。
「岬ちゃんが来ない」というのも、そんな流れの中から出てきた言葉です。
主人公は岬ちゃんと出会い少しづつ引きこもりが改善されていきます。実際には何度か悪化したりして危ない時期もあるのですが、それでも彼女との出会いは結果的にはプラスになります。
私を含めてニートだったり無職だったり引きこもりや不登校だったりする男性は数多くいるわけで、それは『NHKにようこそ!』の視聴者も同じです。
自分は主人公と同じ立場なのに、自分には岬ちゃんが来ない……。
私は何人かいわゆる「俺の嫁」的な好きなキャラクターがいるので、彼女たちに縁のある名前にしようかとも思いました。
でも『NHKにようこそ!』をちょうど見返していたこともあり、改めて岬ちゃんの可愛さに気づいたことと、この「岬ちゃんが来ない」がまさに今の自分の言い表しているなと思いました。
それで今回ブログ名に採用したわけです(仮ですが)。
私には岬ちゃんは来てませんし、これからも来ません。
もちろん二次元の岬ちゃんが本当にリアルに存在して我が家に来てくれることを望んでいるのではありません。
もし家に宗教勧誘の人が来たらそれはガチの人で、たぶん話を聞くと厄介なことになるでしょうね。
岬ちゃんを望むというのは、岬ちゃんのように自分の存在を受け入れてくれる女性を望むということです。
でもそれは高望みというものです。
多くのニートはそんな状況を理解しつつ、でもどこかでそんな女性が現れるのではないか、そんな中途半端な希望が捨てられずにいるのです。
だから「岬ちゃん"は"来ない」ではなく、「岬ちゃん"が"来ない」なんでしょうね。
そんな存在は端から来ないと考えるのではなく、今はまだ来てないなぁーというニュアンスなわけです。
さて、ダラダラと書いてしまいましたが、今日のところはこの辺で失礼します。