リスカやODをするくらい真面目になりたかった?
私の認識ではリスカやODは「真面目な人」に起こりやすい症状だ。
あと摂食障害もそうだと思っている。
もちろん一概に言えることではないが、これらの症状の背景には「完璧主義」があるとはよく言われる。
私は家庭環境に問題があるし、学校なんて最悪だったし、今も無職だし、リスカやODの高リスク群であるはずだ。
しかし未だにそうした症状が出たことがない(手首に意識が向くことくらいはある)。
なぜ自分は自傷行為をしないのだろうか?
それはもうタイトルでネタバレしているが、私が「不真面目」だからだろう。
なにせ何かを頑張り続けた記憶がない。学業だってまったくだし、スポーツもやってないし、仕事だって結局長続きしなかった。頑張りはしたが。
自傷行為をする人を見るにつけ、やはり優等生だったり、がんばり屋さんな人が多いと思っていた。
そりゃ、俺はならないわけだ(苦笑)
私は自傷行為に対してあまり偏見の無い方だと思っている。自分で思っているだけだが。
小学生くらいから調べていて、ある程度知識があるからだろうが、別に批判したり馬鹿にしたりするつもりはまったくない。
思いやりがあるというよりは、自分にはない症状を持つ人が不思議で好奇心から学び始めたというのが正直なところだ。
一方で調べれば調べるほど、自傷行為をする人の持つ極端な程の「真面目さ」にちょっと憧れを持つようになった。
特にここ最近摂食障害の本を読むことが多いのだが、彼女たちなんて自分を極限まで追い詰める完璧主義ぶりだ。
もちろんそれが摂食障害の全てではない。
親、特に母との関係。成熟拒否。性嫌悪。食欲中枢と性欲中枢の位置の近さ。
様々な心理的、あるいは脳科学的な理由が複合して起こるのだろう。
ただ彼女たちの持つひとつの要素、完璧主義は、息苦しさを覚えるのと同時に、自分にない魅力を感じてしまう部分がある。
そしてまた、彼女たちのようながんばり屋さんが報われない、自らを傷つけるような形でしか生きられないのは、本当に理不尽だと思う。
毎度の事ながら一発書きなので支離滅裂なところがあるかもしれないが、とにかく、彼女たち(男性もいるけどね)の真面目さは見習わないといけないなと思ったという話だ。
そしてお願いだから彼女たちのような努力家がちゃんと報われてほしいと、そう思ったのだ。